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映画『黒牢城』の舞台になった有岡城跡へ!伊丹で荒木村重ゆかりの地を歩いてきました

olafpapa

映画『黒牢城』の舞台として注目されている、伊丹市の「有岡城跡」に行ってきました!(家から徒歩で行けますが…..)

『黒牢城』は、荒木村重や黒田官兵衛が登場する戦国ミステリー作品。映画では、本木雅弘さんが荒木村重、菅田将暉さんが黒田官兵衛を演じることでも話題になっています。

物語の中心となる有岡城は、現在の伊丹市にあった城です。今は大きな天守閣が残っているわけではありませんが、JR伊丹駅のすぐ近くに城跡が整備されており、石垣や土塁の一部、案内板などを見ることができます。

今回は、映画『黒牢城』をきっかけに有岡城跡を訪れてみた感想や、現地の雰囲気、見どころを紹介します。

ロケ地ではございません。。。泣

伊丹犬太郎
伊丹犬太郎

黒牢城とは簡単に

『黒牢城』は、戦国時代の有岡城を舞台にした歴史ミステリーです。

物語の中心となるのは、織田信長に反旗を翻し、有岡城に立てこもった武将・荒木村重。映画では、本木雅弘さんが荒木村重を演じています。

そしてもう一人の重要人物が、牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛。こちらは菅田将暉さんが演じています。

城の外は織田軍に囲まれ、城の中では誰が味方で誰が裏切り者なのか分からない状況。
そんな閉ざされた有岡城の中で、ある少年が殺される事件が起こり、その後も怪事件が続いていきます。

荒木村重は、城と人々を守ろうとしながら、牢にいる黒田官兵衛の知恵も借りて、事件の謎に迫っていく……というストーリーです。

妻の千代保吉高由里子さん、家臣の荒木久左衛門青木崇高さん乾助三郎宮舘涼太さんが演じるなど、キャストもかなり豪華です。

歴史ものではありますが、ただ戦国時代を描くだけではなく、城の中で起こる事件や人間関係の疑い合いが見どころの作品です。
映画を観たあとに有岡城跡を訪れると、「ここが物語の舞台になった場所なんだ」と少し違った目線で楽しめそうです。

有岡城跡の最寄駅はJR伊丹駅

有岡城跡の最寄駅は、JR宝塚線の「伊丹駅」です。
JR大阪駅から伊丹駅までは電車で約15分ほどなので、遠方からでも行きやすい場所にあります。
しかも有岡城跡はJR伊丹駅のすぐ近く。駅前にこんな歴史スポットが残っているのは、伊丹ならではだなと感じました。

駅の中の売店で『黒牢城』に関連した展示もありました。
有岡城跡そのものは派手な観光地というより、静かに歴史を感じる場所ですが、こうした展示があることで映画を観る前でも興味が湧きやすくなります。

伊丹市マスコット「たみまる」のぬいぐるみも販売されていました。映画『黒牢城』だけでなく、伊丹らしさを感じられるグッズも見られて楽しかったです。

駅を抜けるとすぐに見えます。

有岡城跡をレビュー

有岡城跡には、国指定史跡「有岡城跡(主郭部)」の説明板も設置されています。

説明板には、有岡城がもともと伊丹氏の居城であったことや、天正2年(1574年)に荒木村重が伊丹城を攻め、その後「有岡城」と改めたことなどが紹介されていました。

映画『黒牢城』の印象があると、どうしても荒木村重や黒田官兵衛に目が行きますが、この案内板を見ると、有岡城がそれ以前から伊丹の重要な城であったことが分かります。

現在は駅前の静かな史跡公園という雰囲気ですが、当時は周辺に町屋や侍町を取り込んだ大きな城郭だったようで、今の伊丹の街並みと重ねて見ると少し不思議な感覚になります。

大きな天守閣が残っているわけではありませんが、こうした説明板を読みながら歩くと、有岡城跡が単なる「城跡」ではなく、伊丹の歴史を知る入口のような場所に感じられました。

こちらが道を挟んで北側です。

「官兵衛ゆかりの藤」という案内もありました。
黒田官兵衛といえば、荒木村重を説得するために有岡城を訪れたものの、逆に捕らえられて幽閉された人物。
その有岡城跡に残る藤だと思うと、ただの植物というより、歴史の場面とつながって見えてきます。

ベンチがあり、公園としても機能しています。

有岡城跡には、黒田官兵衛にまつわる藤だけでなく、伊丹氏ゆかりの石碑や発掘された遺構も残されています。

案内板には「沓脱石」と「伊丹之親」についての説明がありました。
沓脱石は、昭和51年の発掘調査で確認されたもので、荒木村重が入城する前の伊丹城の建物内に置かれていたものと考えられているそうです。

また、石碑には伊丹之親の歌が刻まれています。
伊丹之親は、荒木村重に攻められるまで伊丹城に拠っていた伊丹氏の一族です。

こうした案内を見ながら歩くと、有岡城跡が単なる映画の舞台ではなく、伊丹の歴史が何層にも重なった場所なんだと感じられました。

左側にあるのが「フランドルの鐘」と呼ばれるカリヨン塔です。
一見すると時計塔のようにも見えますが、上部には大小43個の鐘が設置されており、伊丹市の国際姉妹都市であるベルギー・ハッセルト市から贈られたものです。
有岡城跡の石垣や広場の雰囲気とは少し違い、駅前らしいシンボル的な存在になっていました。

分かりにくいですが、写真右側(西側)にちょっとした広場もあります。
写真では少し分かりにくいですが、有岡城跡は石碑や説明板だけがある場所ではなく、広場のように開けたスペースもありました。平日は人が少なく、かなり落ち着いた雰囲気ですが、休日になると子どもが遊んでいたり、散策している人がいたりと、多少のにぎわいもあります。


つぎはメインである「有岡城跡」がある北側に行ってみます。

駅前のすぐ近くにありながら、立派な石垣を見ることができます。

現在の有岡城跡には天守閣のような建物は残っていませんが、こうした石垣があることで、かつてここに城があったことを感じられます。

ちなみにこの場所は阪急伊丹駅とJR伊丹駅を繋ぐ道路になるので、通勤時間帯は多くの人が通ります。

石垣に囲まれた階段を上がって向かいます。

はい、上がってきました。
案内板がないとただの空き地にみえます。

有岡城の歴史を刻んだ石碑もあります。

石碑には、この場所がもともと伊丹氏の居館として使われていたことや、戦国時代に荒木村重が伊丹城を攻め落とし、その後「有岡城」と改めたことなどが記されていました。

現在の有岡城跡はコンパクトな史跡公園という印象ですが、当時は周囲に侍町や町屋を取り込んだ大きな城だったようです。

有岡城主・荒木村重について紹介した説明板もありました。

荒木村重は、もともと池田氏に仕えていた武将で、その後、織田信長の家臣として力をつけていきます。伊丹城を攻め落としたあと、この地を居城とし、城の名前を「有岡城」と改めました。

映画『黒牢城』では、この荒木村重が物語の中心人物として描かれます。

説明板を読むと、村重が信長の家臣として活躍していたこと、そして後に信長に反旗を翻し、有岡城に立てこもったことなどが分かります。

映画では緊迫した城内の物語が描かれますが、現地でこうした説明を読むと、荒木村重という人物がより身近に感じられました。

有岡城跡に残る井戸跡。現在は水はありませんが、城跡内の遺構のひとつとして見ることができます。

有岡城跡の石碑。広場内にあり、ここが有岡城跡であることが分かりやすく示されています。

有岡城跡に残る礎石建物跡。建物の柱を支えていた礎石が並び、当時ここに建物があったことを感じられる場所です。

映画が公開されているイオンモール伊丹へ

有岡城跡を見たあとは、映画『黒牢城』が上映されているイオンモール伊丹へ向かいました。

有岡城跡からイオンモール伊丹までは近く、徒歩でも移動しやすい距離です。史跡を見たあとに、そのまま映画館へ行けるというのは、かなり面白い流れだと思います。

しかも、6月20日にはTOHOシネマズ伊丹で映画『黒牢城』の関西公開記念舞台挨拶も開催されました。

私は残念ながら舞台挨拶には行けませんでしたが、有岡城がある伊丹で、映画の公開記念イベントが行われたというのは、地元としてもかなりうれしい話題です。

有岡城跡を歩いてからイオンモール伊丹へ向かうと、映画の世界と実際の伊丹の街がつながっている感じがして、より『黒牢城』を身近に感じられました。

着きました。
平日昼(6月23日)だったので人はまばら。

ばっちり宣伝してます。

「村重プロジェクト」の案内も掲示されていました。(写真を撮り忘れたので画像は伊丹市の公式サイトから引用です)
映画『黒牢城』をきっかけに、伊丹市全体で荒木村重や有岡城の歴史を盛り上げようとしている雰囲気が伝わってきます。

映画を観た感想??

映画を観た感想は……すみません、まだ見ていません。

有岡城跡を見たあと、イオンモール伊丹の中をぐるぐる回ったり、村重プロジェクトの案内や関連展示を見たりしているうちに逃してしまいました。

近くのアリオでは積極的にキャンペーンしています。

まとめ

今回は、映画『黒牢城』の舞台として注目されている有岡城跡に行ってきました。

有岡城跡は自分の家からも近い場所なので、正直これまでも何度か前を通ったことはありました。
ただ、映画『黒牢城』をきっかけに改めて歩いてみると、いつもの場所が少し違って見えました。

石垣や井戸跡、礎石建物跡、荒木村重の説明板などを見ていると、「ここに本当に城があったんだな」と感じられます。駅前にあるので普段は街中の一部のように見えますが、じっくり歩くと意外と見どころがありました。

有岡城跡は大きなお城が残っている観光地ではありませんが、JR伊丹駅からすぐで、イオンモール伊丹にも近いので、買い物や映画のついでに立ち寄りやすい場所です。

映画『黒牢城』を観た方や、伊丹駅周辺で少し歴史を感じたい方は、ぜひ一度歩いてみてください。

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